産後の骨盤矯正って本当に必要?腰痛や体形崩れの原因と対策


目次

✅ よく聞く「産後は骨盤が開いて戻らない」は本当?

「産後は骨盤が開いたままだと良くないよ」
「早めに整体で骨盤矯正しないと、体形が崩れるよ」

こんな風に、家族や友人から言われて不安になったことはありませんか?
実際、当院にもこのような言葉をきっかけにご来院される方が多くいらっしゃいます。


👶 産後のお悩みで多い症状

  • 腰痛
  • 尿もれ
  • 体形の崩れ(ぽっこりお腹・お尻が大きくなった など)

これらの原因が「骨盤の開き」だと聞くと、不安になりますよね。
でも実は、医学的に“骨盤が開いたまま戻らない”という状態は存在しません


🧠 本当の原因は「妊娠中の姿勢のクセ」にあり!

妊娠中は大きくなるお腹を支えるために、骨盤は前傾し、腰が反った状態になります。
これがいわゆる「反り腰」で、多くの方が妊娠中から腰痛を感じやすくなる原因です。

では、産後になっても腰痛が続くのはなぜでしょうか?

👉 答えは、“妊娠中の姿勢”がそのまま残ってしまっているからです。


💡 人間の体は「軸が整っている状態」が一番ラク

人間は、頭という重いパーツを支えるために、「重心が身体の中心にある姿勢」が最も安定しています。
ところが、妊娠中はお腹の重みで重心が前にズレ、バランスを取るために反り腰に。
その姿勢が産後も続いてしまうと、腰に負担がかかり続けてしまうのです。


📉 現代人のインナーマッスル(姿勢を支える筋肉)は弱くなっている

昔は家事や育児で自然に身体を使う生活でしたが、現代は座りっぱなしの時間が長く、姿勢を支える筋力=インナーマッスルが弱くなりがち

そのため、出産後に本来あるべき姿勢に戻る「回復力」が足りず、

  • 腰痛
  • 体形の崩れ
  • 尿もれ
    など、さまざまな不調が起きやすくなっています。

✅ 解決のポイントは「筋肉を鍛え、姿勢と重心を整えること」

つまり、産後の不調の本当の原因は「骨盤が開いたまま」ではなく、
姿勢のアンバランスと筋力不足による体の使い方の乱れなのです。

✔ 解消には以下のステップが効果的:

  1. インナーマッスル(体幹)を鍛える
  2. 正しい重心位置・姿勢を取り戻す
  3. 日常動作のクセを改善する

これらを整えることで、産後の不調はしっかりと改善が期待できます。


👨‍⚕️ 専門家として伝えたいこと

病院の医師から「骨盤が開いたままだから痛みが出る」という説明を受けることは、基本的にありません。
ですので、骨盤矯正は「不安だからやらなきゃ」というよりも、正しい姿勢を取り戻すサポートとして捉えていただければと思います。

当院では、医学的知見と体の構造に基づき、やさしくて安心できるケアをご提供しています。
「なんとなく不調が続く」「体形が戻らない」など、どんなことでもお気軽にご相談くださいね。


📍 取手市で産後の腰痛・体形崩れにお悩みの方へ

取手東整骨院では、
✔ 丁寧なカウンセリング
✔ 姿勢バランスのチェック
✔ 自宅でできるセルフケア指導
を通じて、産後の体を整えるお手伝いをしています。


🌱 最後に:不安にならなくて大丈夫。体はちゃんと戻ろうとしています。

出産という大きな出来事を経て、体は変化します。
でも、その変化は「壊れた」わけではなく、ただ「回復しきれていない」だけ。

焦らず、あなたのペースで整えていきましょう。
そのためのお手伝いを、私たちはいつでもさせていただきます。

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