◆はじめに
こんにちは。取手東整骨院の木村です。
日々、腰痛や首肩こりで悩まれている方と向き合う中で、
「座っているだけなのに腰が痛い」
「気づくと背中が丸くなってしまう」
そんな声をよく聞きます。
実はその多くが “座り方” によるものです。
先日、小学生向けに姿勢の授業を行ったのですが、
そこで伝えた「立腰(りつよう)」という考え方は
大人の姿勢改善にもすごく役立つ内容です。
今日のブログでは、
小学生たちに実際に伝えた内容をふまえて、
「正しい座り方=立腰」 をわかりやすくお話ししますね。
◆“立腰”を広めた森信三先生の言葉
「立腰」という言葉は、教育者の森信三先生が大切にされていた姿勢の考え方です。
先生は“腰骨を立てるところから、人としての主体性や心のあり方が育つ”と説かれていました。
この思想は、子供たちの主体性を育てていくための実践的な方法として、現代の小学校教育でも取り入れられています。
◆立腰とは?反対は“寝腰(ねよう)”
私は【立腰】を独自にアレンジして子どもたちに伝えました。
●立腰
骨盤が立つことで背骨が自然に伸びた「良い姿勢」。
●寝腰
骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まり、首や腰へ負担がかかる姿勢。
子どもたちにも分かりやすいように、
私は立腰の反対を 「寝腰」 と名付けました。
この表現がすごく受けて、みんな楽しそうに体感してくれました。
でも実は、
大人こそ、この“寝腰”になっている時間が圧倒的に長いんです。
◆小学生に行った“立腰の体感ワーク”は、大人にも効果的
授業の中では、骨模型を使ってこんな説明をしました。
●骨盤を後ろに倒す(寝腰)
・背骨がつぶれる
・頭が前に出る
・腰に負担が集中
・呼吸が浅くなる
●骨盤を前に立てる(立腰)
・背骨がスッと伸びる
・腰の圧迫が減る
・呼吸が深くなる
・集中力が上がる
子どもたちに実際に体を動かしてもらうと、
「背中が伸びた!」「呼吸がしやすい!」と驚いていました。
もちろん、これは大人にもそのまま効果があります。
むしろ、大人の方が「違い」に気づきやすいです。
◆大人が“寝腰”になりやすい現代の生活
私の院に来られる方のほとんどが、座る生活が中心です。
・長時間のデスクワーク
・柔らかいソファ
・スマホを見る時間の増加
・浅く座る癖
・体幹の筋肉が弱っている
これらはすべて、骨盤を後傾=“寝腰”に誘導してしまいます。
◆「立腰」は良い姿勢だけど、ずっと続ける必要はありません
姿勢のお話をすると
「ずっと立腰でいなきゃダメなんですか?」
と聞かれますが、答えは NO です。
私自身、小学生の授業でこう伝えました。
「立腰は正しい姿勢だけど、ずっと続けると疲れちゃうよ。
寝腰の時間があっても大丈夫。
でも、寝腰だけで終わらないようにしようね。」
立腰は椎間板への負担を減らせますが、
慣れていないと姿勢を支える筋肉は疲れが出ます。
大人の方にも
「1時間に15分、立腰で座る」
と伝えています。
まずはここから始めましょう!
◆立腰の実践:骨盤と姿勢の関係
ここでは、私が患者さんにいつもお伝えしている
“やってみるとすぐ実感できるコツ”を紹介します。
骨盤の動きと背骨の連動性について解説しています。
骨盤は身体の「土台」であり、
そのわずかな角度の変化が、背骨全体の並び方に大きな影響を与えます。
・骨盤が後傾すると背骨は丸まり、腰や首に負担が集中
・骨盤を立てると背骨が縦方向に伸び、体幹で支えやすくなる
この仕組みを知るだけで、普段の座り方の質が大きく変わります。
難しい専門用語を使わず、
どなたでも実践できる内容になっていますので、
ぜひこの動画を参考に“立腰”の感覚をつかんでみてください。
◆まとめ
・正しい座り方の基本は「骨盤を立てる=立腰」
・反対は「寝腰」。腰痛・肩こりの大きな原因
・立腰は良い姿勢だが、ずっとは続けなくてOK
・1時間に1回だけ「立腰スイッチ」を入れるのが現実的で効果的
・今日からできる小さな意識で、姿勢は確実に変わる
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