はじめに
明日で10月入り。朝晩は肌寒く、日中との寒暖差が大きくなってきました。この時期、取手市の取手東整骨院にも「腰が重い」「肩こりが強くなった」といった不調で来院される方が増えています。
同時に、スーパーには秋の味覚がずらりと並び、食欲の秋を楽しむ時期でもあります。今年は秋刀魚（さんま）をよく見かけますね。実は私自身、秋刀魚が大好物で、塩焼きに大根おろしを添えて食べるのが毎年の楽しみです。
秋刀魚は美味しいだけでなく、薬膳的にも栄養学的にも「体を整える食材」。今回は秋の薬膳の知恵とともに、整骨院ならではの視点で腰痛予防のヒントをお伝えします。
薬膳からみた「秋」と体調不良
薬膳の世界では、秋は「乾燥」と「冷え」の季節といわれます。
- 乾燥 → 肌荒れ、喉の不調
- 冷え → 筋肉が硬くなり、腰痛・肩こりを悪化させる
- 胃腸の弱り → 栄養不足で疲れやすくなる
このように秋は「体のバランスを崩しやすい」季節。だからこそ旬の食材を取り入れ、体を内側から整えることが大切です。
秋刀魚の健康効果
秋刀魚は薬膳でも「血を補い、胃腸を整える」働きがあるとされます。現代栄養学から見ても、多くのメリットがあります。
- EPA・DHA：血液をサラサラにして血流改善 → 肩こり・頭痛予防
- ビタミンD：カルシウム吸収を助け、骨を強くする → 腰痛予防・骨粗鬆症対策
- ビタミンB群：疲労回復や代謝サポート
- たんぱく質：筋肉・靭帯の回復に必要不可欠
腰痛の多くは筋肉のこわばりや骨の弱りと関係しています。旬の秋刀魚を取り入れることは、美味しさと同時に「腰痛予防の栄養補給」にもつながります。
他の秋の薬膳食材
秋刀魚のほかにも、この時期おすすめの薬膳食材があります。
- 梨・りんご：肺を潤し、喉や咳の予防に
- さつまいも・里芋：胃腸を整え、疲れを回復
- きのこ類：免疫力を高め、腸内環境改善
- 栗・黒豆：腎を補い、腰の弱りを防ぐ
組み合わせ例：
「秋刀魚の塩焼き＋さつまいもご飯＋きのこの味噌汁」
薬膳的にもバランスが取れていて、腰痛や冷え対策にもおすすめの献立です。
整骨院的にみる「食と体」
整骨院で扱う症状の多くは、筋肉・関節・骨に関連します。
- 栄養不足 → 筋肉や靭帯の回復が遅れる
- 血流不足 → 慢性的な腰痛・肩こりに
- 骨の弱り → 姿勢が崩れ、痛みを誘発
秋刀魚などの旬食材を食べることは「体の土台を支える栄養補給」。整体施術と組み合わせれば、腰痛や肩こりの改善・予防につながります。
秋におすすめ！腰痛予防体操
食事だけでなく、体を動かすことも大切です。整骨院の立場から、この時期におすすめの腰痛予防体操を3つご紹介します。
1. 骨盤まわし体操
椅子に浅く腰かけ、骨盤を大きく前後左右にゆっくり回します。
- 10回 × 2セット
→ 血流改善、腰のこわばり予防に効果的。
2. ハムストリングス伸ばし（もも裏ストレッチ）
椅子に座って片足を前に伸ばし、背筋を伸ばしたまま前屈します。
- 20秒キープ × 左右
→ 腰への負担を減らし、ぎっくり腰予防に。
3. キャット＆ドッグ（四つ這いエクササイズ）
四つ這いになり、息を吐きながら背中を丸め、吸いながら反らせます。
- 10回程度
→ 背骨と骨盤を動かし、自律神経の安定にも役立ちます。
セルフケアと生活習慣
腰痛予防は、食事・体操・生活習慣の3つの柱が大切です。
- 温める習慣
ぬるめのお風呂に浸かり、体を芯から温める。 - 適度な運動
食後の軽い散歩やストレッチで血流促進。 - 姿勢チェック
冷えによる筋肉のこわばりで姿勢が崩れやすいので、鏡の前で立ち姿を確認。
取手東整骨院の院長メッセージ
秋は美味しい食材が多く、心も体も豊かになる季節です。しかし一方で、冷えや乾燥によって腰痛や肩こりが悪化しやすい時期でもあります。
私自身、秋刀魚が大好物で、この季節になると必ず食卓に並べています。旬の食材を楽しみながら、体を整える知恵を取り入れることが、健康づくりの第一歩だと感じています。
「最近腰が重い」「肩がこる」と感じたら、どうぞお気軽に取手東整骨院へご相談ください。整体施術とセルフケアのアドバイスで、皆さまの健康をしっかりサポートいたします。
まとめ
- 秋は「乾燥」と「冷え」で体調を崩しやすい
- 秋刀魚は血流改善・骨の健康に役立つ薬膳的食材
- さつまいも・きのこ・栗なども秋におすすめ
- 腰痛予防には食事＋体操＋生活習慣が大切
- 困ったときは整骨院で専門的なケアを
取手東整骨院
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