肉離れ

  • 走ったり跳んだらふくらはぎや太ももを痛めた
  • 痛めたところが腫れて内出血している
  • スポーツ中に太ももの筋肉が痛くなり歩行が困難
  • 痛みと共にブチッ・バチッなど音が鳴った
  • 急に筋肉を伸ばしたら痛くなった

原因

肉離れは専門的には筋肉の挫傷と呼びます。

特に、太ももやふくらはぎに起きやすく、走り出した瞬間や、ジャンプの着地、ターンなど切り返すときに起こりやすいです。

スポーツ種目では、サッカー、野球、テニス、陸上が多いです。

原因としては、筋力の柔軟性低下、冷え、運動前のウォーミングアップ不足、過去に肉離れを起こしているなどがあります。

また、筋肉のコンディショニング不良も影響します。

 

肉離れを起こすと患部の痛み、動作が困難、患部の腫れや硬さ、患部の凹み、内出血が見られます。

 

年齢別部位で言うと、太ももの前面の大腿四頭筋や、後面のハムストリングスは、部活動に励む青少年に多く、ふくらはぎは30歳以上のスポーツをされる方に多い印象です。

 

肉離れになったら…

 

肉離れへ挫傷というケガです。

まずはケガの治し方の基本であるRICE処置をしましょう。
 
 R:Rest(レスト)安静:炎症が落ち着くまで安静にしましょう。
 
 I:Ice(アイス)冷却:氷水かアイスパックなどで冷やしましょう。

 C:Compression(コンプレッション)圧迫:腫れを押さえる圧迫を包帯などで行います。

 E:Elevation(エレベーション)挙上:炎症期は仰向けで心臓より患部を挙げましょう。

 

でも、なにより予防が大切です。

暖かい時期と寒い時期では身体に対する環境が違ってくるのでその時期に合った対処をしなければ行けません。

冬場は寒さで身体が硬くなりやすいので、しっかりとウォーミングアップして体を温めましょう。

夏場は、脱水による影響があるので、しっかり水分、ミネラル補給に努めましょう。

 

治療方法・対策

取手東整骨院の肉離れ処置は、先に述べたRICEが基本です。

まずはアイシングで患部を冷やします。

患部の包帯法による圧迫は、患部にかかる力を分散してくれるので、治りを早めるだけでなく痛みの軽減にも役立ちます。

 

急性炎症が落ち着く3日~4日は、入浴や飲酒など体を温めたり血行を良くする行為は避けて頂きます。

その後、症状に合わせて特殊電気治療で痛みを軽減させ、徐々にストレッチなどで積極的に治癒を促進させます。

日常生活が問題なく送れるようになってきたら、段階的に活動レベルを上げていき、リハビリをしながらスポーツ復帰を目指します。

肉離れは、しっかり治療を行えば怖いケガではありませんが、中途半端な治療だと再発のリスクがかなり高いです。

くりかえす肉離れに泣かされてスポーツを満足に継続できないケースも多いので、たかが肉離れと甘くみないでしっかり治療とリハビリを行いましょう。