ばね指
- 指をギュッと曲げると元に戻らなくなる
- 指を伸ばそうとするとバネのように急に伸びる
- 指の付け根が固くなり押すと痛む
- 日中はそうでもないが朝起きた時に症状が強い
- 指を伸ばすことができなくなってしまった
症状・原因
ばね指の原因は、指の使い過ぎで、腱と腱をおさえている鞘(さや)に炎症が発生しています。
更年期の女性に多く見られる症状で、手や指をよく使う仕事の方や、手や指の使い過ぎなどで起こる炎症です。
また、近年では、スマホの使い過ぎでもばね指が多くみられるようになってきました。
ばね指になると炎症によりその部分が腫れて、指を動かす際に引っかかるようになります。
痛みや強い違和感を伴い、症状が悪化すると指の曲げ伸ばしが強く制限され、大きな症状が落ち着くのは約1~3週間、落ち着いてくるのは約2~3ヶ月です。
人によっては長くかかる場合があります。
治療方法
まずは痛みの原因の炎症を抑えるためにアイシングをして冷やします。
その後、症状にあった電気治療・マッサージ・固定などを行い施術をします。
最初の2週間は経過を見るために、できる限り毎日ご通院をお願いします。
その後は症状に合わせて通院頻度やセルフケアなどをお伝えします。
治る過程で「辛い・楽」と波がある場合がありますが、経過として改善されますので安心してください。
※一度症状が治った後でも、また指に負担をかけ続けると再発する可能性があります。