腱鞘炎

  • 親指を動かすと痛い
  • 手首の曲げ伸ばしができない
  • 手の甲が腫れている
  • スムーズに手を動かすことができない
  • 物を持ったりペットボトルの蓋を開けられない

我慢できる痛みだから…と放っておくと大変です!

原因

タイピングのしすぎで手が痛い人のイラスト

腱鞘炎とは、「腱(けん)」という筋と骨を結び付けている組織や、腱を包んでいる部分の炎症によって起こります。

楽器を弾く方、長時間もパソコンを使用したり字を書いたりする方、育児中の方や料理人の方で手首や親指をよく使う方に発症しやすいです。

親指を動かす腱が手首にある骨にこすれて、炎症が発生して痛みが発生します。

また、患部が腫れる事もあります。

治療方法

腱鞘炎になってしまったら、痛みの原因である炎症を引かせるためにまずアイシングをします。

その後、電気治療、マッサージ(前腕、母指球筋、屈筋側など)中心に硬くなった筋肉をほぐして行きます。

安静に過ごすことが大切ですが、仕事でパソコンを使う方・育児中の方などはなかなか安静にする事が難しいと思います。

そんな方はサポータや包帯、テーピングなどで手首や親指に負担を減らせるようにして行きましょう。

対策

日常で手を一切使わないことは難しいため、使いながらの治療になりますので治りは緩慢ですが、決して治らない症状ではないので諦めないでください。

「痛いけど我慢できる」「ほっとけば治る」などど思っていると痛みが長引く恐れがあります。

ご自身の状態がどんな状態なのかしっかりと確かめることが早期回復につながります。

痛みを感じたら早めに専門医を尋ねましょう!