足首の捻挫
- 歩行・走行中に足首をひねってしまった
- ひねった足首の外側や前側を押すと痛い
- 一日経っても痛みが治らない
- 痛めたところがだんだん腫れてきた
- ひねったところが熱をもって腫れている
たかが捻挫と甘くみないでしっかりと検査をしましょう!
原因
足関節(足首)捻挫のほとんどは、足関節(足首)を内側にねじって生じる炎症のことをいいます。
足関節外側の靭帯(前距腓靭帯)が一番多く損傷し、外くるぶしの前や下に痛みや腫れがでます。
※靭帯損傷…関節がありえない方向に曲がった結果、組織を損傷して痛みがでます。
軽い捻挫の場合は2~3日で強い痛みは引いて、1~2週間で日常生活に支障なくなります。
足首を捻挫してしまったら…
もし捻挫になったら初めにRICE(ライス)の処置をしましょう!
R:Rest…安静。痛みがなくなり身体の部分が機能するまでは安静にしましょう。
I:Ice…アイス。受傷後12~24時間は間欠的に冷やしましょう。
C:Compression…圧迫。腫れが消え、落ち着くまで包帯やテーピングで抑えましょう。
E:Elevation…挙上。受傷部位が落ち着くまで患部を高く挙げましょう。
初期にRICEの処置をする・しないでは治りの速さ、痛みの緩和が変わってきます。
治療・対策
痛みがあるうちは安静に日常生活を送っていただくことに加え、当院では、特殊電気治療で患部の修復を早め、痛みの軽減へとつなげていきます。
痛みの具合にもよりますが、包帯やサポーターなどで固定し安静にしながら日常生活を送ります。
痛み、腫れが落ち着いてきたら徐々に足首を動かして来ましょう!
腫れが引いても心配だから動かさない…そうすると靭帯が弛んだ状態で癒着する可能性があります。
痛みがない、腫れが引いた、治った!ではなくその後の治療やリハビリが大事になります。
※たかが捻挫と甘くみないでしっかりと検査をし、治療・リハビリをして不安なく歩いて行けるようにしましょう!